The pursuit of Happiness

輝く原石を探す旅

サマステ HiB合同公演 初めて最前に入った話 ~前編・EXに入るまで~

SUMMER STATION 裸の少年 HiHi Jets 東京B少年 合同公演の最前に入った話

 

無事にチケットが当選

私は、帝国劇場で行われたジャニアイ、シアタークリエで行われたジャニーズ銀座などHiBの現場ことごとく落選続きで、去年のサマステからHiBに会えていなかった。

Jr.祭りが当選したこともあり、会員数も増えたしクリエの倍率もおかしいし、またダメだろう…と半ば諦めていた。(後から気づいたことだがサマステの倍率は全く高くなく、チケットが余っているほどだった。)

当落メールが届いた日は高校生活最後の体育祭だった。

校庭で、リア友のジャニヲタ(ジャス民)と恐る恐る私のメールを開く。

 

━━━━━━━━━・・○
 おめでとうございます!
     当選です!!
○・・━━━━━━━━━

 

…時が止まった。

私は体育祭ということを忘れ、一緒に入ろうと約束していたリア友の橋本担のところに走った。

 

私「当たったよ!?!?!?」

友「まじ!?!?!?」

 

はっきり言って自分のクラスが優勝したことよりも嬉しかった。(私のクラスは学年優勝)

 

 

打ち上げでは、Mステと少クラをリアタイ出来ないため、TwitterにあげられたMステのみなみなサマーと少クラとTwitterのみなみなサマーを、サマステに一緒に入るリア友橋本担とずっと見ていた。

 

私「なんかみなみなサマーって乗り切れない曲だよね。」

友「それな。」

私「スペジャの方がよかったね」

友「うちサマキン派。」

 

…文句が多い。

今では思い出のたくさん詰まった、あまりにも眩しく輝かしい夏すぎる、聞くだけでサマステに行きたくなる症候群を発症するような曲だが、その時はまだ良さがよくわからなかった。

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 右が井上瑞稀くん、左が佐藤龍我くん。かわいい。

 

 

 

 

チケットが無事に届く

チケットが届く日、私は帰りが少し遅く、家にチケットを再配達してもらった。

夕方チケットが届いた。

私はチケット運が全くない人生を歩んできたので、青い封筒を開けるときも何のためらいもなく開けてしまうのだが、今回の青い封筒を開けるときなぜかドキドキしていた。

 

まずB3という文字が目に飛び込んできた。

 

…B3??…ああB3か。

 

サマステが行われるEXシアター六本木という所は少々造りが複雑なのである。

ãEXã·ã¢ã¿ã¼ å­æ¬æ¨ B3ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

 

 

とりあえずアリーナ スタンディングということを把握。ほっとする。

次に整理番号。

 

…一桁????

 

理解ができない。

 

…一桁って何????

 

私は生まれてから一度もこんなにも早い整理番号を見たことがなかった。

一旦頭を冷やして冷静に考える。

この間0.1秒ほど。いろいろな憶測が頭の中で飛び交った。

そして私の中で恐ろしい答えが出た。

 

…私、最前だ。

 

最前という事実が突きつけられた瞬間、手の震えが止まらなくなってしまった。

震える手で橋本担にLINEを送る。

 

私『サマステチケット届いたよ!!!!』

私『一桁だったよ!?!?!?!?最前だよ!?!?!?』

友『えええ!?!?最前!?!?!?』

 

そりゃあそうである。神様もびっくり最前である。

 

私『どうする!?!?!?』

 

どうしようもない、最前である。

 

友『私なんかが入っていいのかな!?!?』

 

入るしかない、いや、入らせていただくのである。

 

このあとあーだこーだどうでもいいことで騒ぎ、Twitterの最前のレポを漁っては大騒ぎをし、大騒ぎをしたと思ったらいったん冷静になろうそんなことは私たちには起こらないと勝手に冷静になったりした。

 

 

 

サマステ当日

最前に入るんだから自担アピールしたほうがいいよね、とトップスをそれぞれ瑞稀くんと龍我くんカラーの赤とはしもっちゃんカラーの青にしたタカアンドトシじみた2人は、電車に乗った。

 

最寄りが一緒なため、待ち合わせした駅から軽くパニックである。

私「実感が湧かない。」

友「それな。距離どれくらい?3メートルくらい?」

私「それはやばい。」

友「死ぬ?」

私「瑞稀くんと龍我くんと、はしもっちゃん見たらEXで死のう。墓場にしよう。」

会話がひどい。支離滅裂である。

 

電車に乗ってペンラを確認(バッグの中で)。全くTPOをわきまえていない。

私「ペンラ光る?」

友「Princeの持ってきた。中身抜いて使うわ。よし光る。」

私「うち今年のペンラ買うから去年のHiHiの貸そうか?」

友「マジ?ありがとう!!」

…TPOをわきまえたほうが良い。

 

最前の景色が気になってしょうがない2人。

あまりにも気になるのでGoogleで検索。Google先生が導き出した答え。それは…

幕が目の前

である。

もはや手が届くのでは、という距離に幕があった。

 

「「えええええええ!?!?!?!?」」

 

全くもってうるさいJK2人組である。

 

私「幕触れんじゃん」

友「距離…1メートルくらいじゃない??」

私「無理過ぎない??」

友「無理すぎる。帰る??」

 

パニックになると語彙力を失うのがヲタクである。

 

こんなに近いのはやばい、ということでみなみなサマーやHi Hi Jet、Cosmic Melodyなどの歌いそうな曲の振りやC&Rを確認するために局動画を開く。

ここで事件が起こった。 

 

こんにちは!!!!!

 

あまりにも威勢のいい髙橋優斗、もとい、ゆうぴの声が音量MAXで車両に響いた。

はっきり言って事故である。

これは本当に申し訳なかった。ゆうぴにも申し訳なかった。

このゆうぴ事件が起こった車両に乗り合わせた人たちには謝罪をしたい。

 

音量を下げてイヤホンをし、改めて振りを確認。

みなみなサマー案外難しい。心も日焼けしようよ、あたりから頭に入らない。

 

新宿に到着し、大江戸線に乗り換える。

 

なんでこんなに大江戸線ってテンション上がるんだろう。

 

大江戸線に乗る、イコール六本木に向かう、イコールサマステに行く、という方程式が成り立っている私たちは大江戸線のホームに向かう途中からテンションが爆上がりした。

 

ホームについて私たちは一旦静かになる。それはなぜか。

サマステに行くであろう人たちがちらほらいるからである。特に量産。

HiBの現場は量産の方が多い。

私は量産を毛嫌いしている人間ではない。

量産をしていこう!と言われれば普通にその子に合わせて量産をするし、そのためにサマンサのバッグだって持っている。

なんならかわいいな~と思っていさえする。(自分からはしないけど)

 

でもやはり量産って怖い、という認識が抜けないのである。

一部の過激な量産のおかげで量産のイメージが悪くなっているのは事実である。

そのため、ホームで騒いで目をつけられた時には…というちょっとした恐怖心があるので静かにしておく。

 

なんだかんだしているうちに六本木に到着。

六本木。

Jr.担の聖地である。

ありがとうテレ朝。ありがとうEX。ありがとうドラえもん(?)。

六本木は最高である。いるだけでなんだかワクワクしてしまうのがJr.担の性である。

文句なしの場所だが、ひとつ文句を挙げるとしたら横断歩道が少ないということだけである。

地下遊歩道に降りるのがめんどくさい。

 

EXシアターに近づく。

まず見えてくるもの。

それは、電光掲示である。

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自担のグループ名や自担の名前が流れてくるまで動画を撮っている者、キンブレを掲げて流れてきた自担の名前と一緒に写真を撮ろうとタイミングを伺う者、タイミングを逃して舌打ちする者、いろいろな人が電光掲示板の前にいる。

そんな人たちを異様な目で見ながら通り過ぎていくサラリーマンも毎年恒例だ。

私たちも写真を撮り、動画を撮り、満足してから屋上庭園へと上がった。

 

サマステはEXシアターの屋上庭園が集合場所になっている。

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とりあえずグッズ売り場でペンライトを購入。

サマステのグッズ販売ってなぜあんなに狭いブースなのに並ばないのだろうか。

一度も並んだことがない。

グッズを購入し、再度屋上庭園へと出る。

 

この日はあまり暑くなく、屋上庭園の暑さを恐れていたがそうでもなかった。

することがなくなったので、整理番号が書いてあるパネルの前に座り込む。

ベンチはもちろん全て埋まっていた。

 

座った所の前に立ててあるパネルには

整理番号 1~150

 と書いてあった。

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番号を見ただけでなぜか不安に駆られ、そわそわしていた。

することがなくなったので、せっかくだからチケットの写真を撮りまくった。

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一桁…やはり今見てもドキドキする。

 

 

 

只今から入場を開始致しま~す!!!整理番号順に並んでいただけますようご協力お願い致しま~す!!!!

 

時は満ちた。

やはり一桁レベルになると、きちんと整理番号を確認される。

むやみにドキドキした。

 

こんなに早く入ったのは初めてで、少し吐きそうだった。

…それよりなにより進むのが遅い。

進むのがとてつもなく遅い。

遅すぎて階段から転げ落ちそうになった。

 

やっとB3まで下り、シアターに入る扉に早歩きで向かう。

ちなみに走ったら止められる。

 

シアターの中に入る。

そこにはほぼ人がいなかった。

私とリア友と、あと5人くらいしかいないEXシアターが広がっていた。

ほぼ人がいないのに煌々と輝くステージのモニター。

なんだか不思議な感じがした。

 

瑞稀くんは下手が多いと教えて頂いたので、下手側の最前を陣取った。

ちなみに今年は幕がなかった。

幕近いと思ってたのにな~ちょっと残念。

 

場所を確保し、荷物を置いたところで状況確認。

まず前にはバーみたいなものがあり、ここから先は入ってはいけませんよ的な感じなのだと思う。

バーよりステージ側に荷物が置けるので、足元には何も置かないという快適な空間だった。

 

バーからステージまでは1メートルない。

更に私たちの目の前のステージの前にはペンライトが5本ほど入ったかごが置かれていた。

公演中、HiBがここからペンライトを取っていった。

 

最前で1番にEXに入れたはいいが、なんせである。

始まるまでに50分くらい時間があった。

私を含むまわりの方たちはLINEをしたりツムツムをしたりパズドラをしたりして時間を潰していた。

なんて贅沢な環境でゲームをしているのだろうか。

 

そんなこんなして開演まで時間を潰した。

 

 

 

 

長々と書いてしまい、大変申し訳ないが、誰も読まないだろうと思い書いているのでご了承頂きたい。

 

続きは後編で!!!